大腿骨頚部骨折
高齢者に多い骨折の一つです。骨粗鬆症との関連があり転倒などのちょっとした怪我で骨折することが多いです。
若い人でもコンタクトスポーツや交通事故、転落など高エネルギー外傷で骨折することがあります。
レントゲンで診断が可能なことがほとんどですがレントゲンで骨折がわからない骨折もあります。そのような場合MRIが診断に有用なことがあります。
大腿骨頚部骨折は血流が乏しい場所での骨折であり骨癒合がしにくい骨折です。
骨折部のずれが少ない場合は骨癒合のための手術が選択されることがありますが骨折部のずれが大きい場合は大腿人工骨頭置換術や人工股関節置換術などインプラントに置換する手術を行います。