有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)
足の内側の骨が出っ張っていて、歩くだけで痛いと訴えられます。
場所は土踏まずの後ろ(かかと)のほうで、舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨があります。
外脛骨というのは、舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨の内側部分に出っ張ってくる
いらない骨のことをいいます。
日本人の10%前後の人はこの外脛骨を持っていると言われています。
症状
体重をかけたとき、歩く、走る、しゃがむ、立ち仕事での痛みです。
押すと痛かったり、熱感などがあります。
外脛骨になっていても痛みのない人もいます。
原因
大きく分けて2つあります。
内返し(足のうらが内側にむく)の捻挫などで炎症が起きて痛みが出る場合。
外頸骨になる舟状骨に「後脛骨筋(こうけつきん)」という筋肉が付着していて、ひっぱられている場合です。その場合、扁平足へんぺいそくのことがほとんどです。
※扁平足へんぺいそく:土踏まずがなくなった足のこと