上腕骨顆上骨折

肘関節周囲の骨折は、すべての小児骨折のうちの8~12%(10人に1人程度)で多いのですが、さらに上腕骨顆上骨折(じょうわんこつかじょうこっせつ)はそのうちの75%(4人に1人)を占める、もっとも多い骨折です。3~8歳の子に多いです。
こけて手をついたり、鉄ぼうから落ちて手をついたり骨折します。
骨折の程度がひどいと神経や血管がきずつくこともあり、肘がすこし曲がって、くっついてしまうような後遺症が残ることもあります。