中足骨疲労骨折(ちゅうそくこつひろうこっせつ)

中足骨とは足の甲にある細長い骨で、親指から小指まで5つあります。

中足骨の疲労骨折は、足全体の疲労骨折のなかで脛骨けいこつ(すねの骨)

の次に多く発症する疲労骨折です。

疲労骨折は、わずかな外力が同じ場所に繰り返し加わりおきる骨折のことをいいます。

人差し指、中指の中足骨の中心部分に多く発生し、陸上、バスケットボール、バレーボール、剣道などでも多くみられます。行軍骨折こうぐんこっせつとも呼ばれます。

また、小指の疲労骨折はJones(ジョーンズ)骨折と呼ばれ、サッカーで多く見られます。