肩関節周囲炎

中、高年において明らかな心当たりがなく肩に痛みが出現し腕を挙げたり動かしたりすることが困難になることがあります。

レントゲンやMRIで明らかな組織の損傷を認めないことが多く関節包内での炎症が生じていると考えられております。次第に関節包の拘縮を認め肩関節の可動域が低下し腕が挙がらない事態に発展することがあります。

肩関節周囲炎の場合、消炎鎮痛剤や肩関節や肩峰下滑液包へのステロイドまたはヒアルロン酸の注射で痛みを緩和しリハビリやストレッチで肩関節の可動域を保っておくことが必要になります。

肩関節の拘縮が完成してしまうと手術的な治療が必要となったり致します。