腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは20代から50代に好発します。
典型的な症状は著しい脚の痛みや腰痛です。ギックリ腰の多くは軽度の腰椎椎間板ヘルニアが原因と言われています。
腰を曲げる際に痛みが強くなることが多いようです。
また痛みやしびれのある脚を膝を伸ばして股関節を曲げると痛みが強くなる現象が起こります。
レントゲンでは腰椎椎間板ヘルニアは診断困難です。
MRIが画像診断には有用です。
治療
痛み止めやコルセット、安静などが基本的な対応になります。数週間で自然と症状は良くなっていくことが一般的です。
神経根ブロックや硬膜外ブロックが一時的な症状の改善に有効であることもありますが特殊な装置や器具を要することがあり脊椎脊髄病の専門医がいる病院で行ってもらいましょう。
症状が強い場合や神経麻痺が出現しているような場合は手術が選択されることがあります。