舟状骨・月状骨間解離
舟状・月状骨間靭帯が舟状骨の靭帯付着部で断裂して発症します
舟状骨(しゅうじょうこつ)と月状骨(げつじょうこつ)の間の靭帯(じんたい)が断裂するという症状です。舟状骨は手根骨のなかで骨折もおこしやすいですが、外側にむかって脱臼もしやすいです。進行すると舟状骨周りの関節症にもなっていくので注意しましょう
症状
手首の動きが悪くなる,動かしたときの痛み,握力が落ちるなどおこります。
検査
X線検査で3mm以上のすきま(Terry-Thomasテリー・ト-マス徴候)がみとめられます。テリー・ト-マスというイギリス生まれのコメディアンの前歯のすきまが由来です。