足関節靭帯断裂(そっかんせつじんたいだんれつ)

足首をねじった時に、靱帯が限界以上に伸ばされた時に靭帯断裂をおこします。

断裂している場合は足関節が不安定な状況でありギプス固定などのしっかりとした安静加療または手術が必要です。

ほとんどは足関節を内側にねじっておこり(内返し;足の裏を内側に向けた状態)、足首の外側の靭帯(前距腓靱帯ぜんきょひじんたい)が損傷します。 
外くるぶしの前や下に痛みがあり、腫れます。その場所を押すと痛みがでます。  

靭帯損傷にも重症度の分類があります。

Ⅰ度

靱帯にちいさな損傷がある。

Ⅱ度

靱帯に部分断裂が起きている。固定(テーピングや装具)が必要となります。

腫れや痛みが強い

Ⅲ度

靱帯が完全に断裂している。手術が必要になります。

治療

受傷してすぐはRICE処置をします(RICEは頭文字をとったもの)
R: rest 安静
 痛いところを動かさないように固定します 
I:  icing アイシング
 冷やすことで腫れを防ぎます。

C: compression 圧迫
 弾性包帯などで数分圧迫し、一旦、腫れを防ぎます

E: elevation 挙上
 足先を高くして腫れを防ぎます

靭帯断裂を放置すると足関節が不安定な状態のまま戻らなくなったり(足関節不安定症)、以前の捻挫で靭帯が切れてしまったままの状態で捻挫を繰り返す場合があります。悪化すると、関節軟骨変性の原因にもなります。

関節軟骨:厚さ数ミリで関節面の骨の表面をおおっていて、関節が動くときに骨と骨の摩擦を防ぐクッションの役割をしています。