頸椎化膿性脊椎炎

特に誘因なく首の骨に細菌が住み着くことがあります。

細菌は血流に乗って首の骨に感染するのですが血流に細菌が存在することは一般的にはないので免疫が低下している状態の人に発生することが考えられます。

早期診断が重要です。早期であれば適切な抗生剤の使用で治癒が見込めますが慢性期になってしまうと手術による加療が必要になったり手や脚に神経症状が残存したりすることもあります。

レントゲンで特徴的な所見がありますが見落とすことも少なくありません。

頸椎MRIが診断に有用です。