アキレス腱周囲炎
アキレス腱は血流が豊富なパテラノンという膜に包まれています。
アキレス腱とパラテノンの間には組織液があって、摩擦を軽減しています。
またアキレス腱の奥の方にはKager’s fat pad(ケーガルズファトパット)と呼ばれる脂肪の組織がありアキレス腱へ血流を流しています。
アキレス腱周囲炎だと、足先を上下に動かして、指で押さえている痛みの場所が移動しないか確認します。痛みの場所が、変わらなければアキレス腱周囲炎が疑われます。
(足先を上下に動かすとアキレス腱自体は上下に移動します)
原因
アキレス腱周囲炎は、かかとに付いているアキレス腱に繰り返し負荷がかかることにより、パラテノンや脂肪組織(Kager’s fat padケーラー脂肪体)に炎症が生じ、分厚くなったり、くっついたりすることで痛みがでます。