脊椎圧迫骨折

脊椎は頸椎7椎、胸椎12椎、腰椎5椎の計24椎から構成されております。

頸椎の圧迫骨折はケガで生じることはありますが稀な事象です。

脊椎圧迫骨折のほとんどは胸椎と腰椎に生じます。

高齢者はいつのまにか骨折といわれるほど特に大した原因がなくとも背骨が折れることがあります。

高齢者において最も骨折する場所です。

骨粗鬆症が関連していることが多く女性は閉経後骨密度が低下することで特に高齢女性の発生頻度が高いです。

腰の曲がったおばあちゃんのほとんどは脊椎圧迫骨折が原因で腰が曲がっています。

新鮮な圧迫骨折が生じると著しい腰痛や背部痛が生じます。

起き上がる際や歩く際に痛みが強くなります。

レントゲンでは新鮮骨折の診断が困難なことがありMRIが診断に有用なことがあります。