足関節骨折

この骨折は関節内骨折のため、治療の目的は足関節の骨のずれを元に戻すことです。早くから体重をかけるのが難しいです。

※関節内骨折:ちょっとしたズレでも体重がかかるので、将来的な軟骨(なんこつ)のスリ減りや痛みの原因となったりします

足関節は、すねの骨とかかとの骨が強い靱帯で結ばれていて、骨折の時にこれらの靱帯が伸びたり切れたりし足関節がさらに不安定となり、痛みが残ったり関節軟骨が傷んでしまう変形性関節症へと移行することがあります。

※関節軟骨:厚さ数ミリで関節面の骨の表面をおおっていて、関節が動くときに骨と骨の摩擦を防ぐクッションの役割をしています

治療

ズレのない骨折はギプス固定、多くの場合は手術的での固定が必要になります。