大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)
年齢は20~40代の男女がなりやすく、両脚の大腿骨頭におこることが多いです
(50~70%)
大腿骨頭壊死とはこのうちの骨頭の血流が途絶えて壊死した状態です。壊死した部分は形がつぶれてしまい(圧壊あっかい)、強い痛みをおこします。
原因
放射線治療、ステロイドの大量使用、アルコール依存症、減圧症(ダイバーの潜水の後)などがありますが、原因がわからないこともあります。
症状
大腿骨頭つぶれてしまうと、出血や腫れにより強い痛みがでます。
立ち上がり動作や歩行時の体重をかけたときに痛みが出たり、安静時にも痛みが続いたりすることがあります。股関節の変形や障害が進んでしまうことが多いです。
治療
手術治療が中心となり、人工関節などの治療が選択されることが多いです。
オペまで股関節を安定させるための筋力トレーニングや減量、杖や運動の制限などのリハビリは効果的です。